DJI製ドローンのリモートID対応状況|購入前に確認すべきこと

ドローンユーザー

DJIのドローンを購入したいけど、リモートIDに対応している機種はどれだろう?

行政書士うえた

2022年以降に発売されたDJIのドローンなら、おおむねリモートIDに対応しています。
リモートIDへの対応状況は、航空局HPに掲載されています。
この記事では、その確認方法も解説していきます!

ドローンの機体登録の概要については、まとめ記事をご用意しています。あわせてご覧ください。

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※ドローン1台あたり、国に支払う手数料が1,450円、2台目以降は1,050円が別途かかります。
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行政書士うえた

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この記事の目次

DJI製ドローンのリモートID対応状況|購入前に確認すべきこと

ドローン購入にあたっては、どの機種がリモートIDに対応しているかを確認しましょう。
対応していない場合、外付けリモートID機器の購入が別途必要な場合があります。

ドローン購入前に確認すべきこと
  • 持っている(購入予定の)ドローンが、リモートIDに対応しているか
  • 対応していない場合、外付けリモートID機器は持っているか

外付けリモートID機器の購入が必要かどうかは、以下のチャートにしたがって判断できます。

DJIのドローンに、外付けリモートID機器を取り付ける必要があるかのチェック表
リモートID機器の購入が必要か判断する方法

自分のドローンが、リモートIDに対応しているか確認する方法

購入予定のドローンがリモートIDに対応しているかは、航空局のHPから確認できます。

出典:適合しているとして届け出があったリモートID機器等の一覧

リモートID内蔵のDJI製ドローン設定方法について|DJI RCでの設定

ここからはDJI RC対応のDJI製ドローンの、リモートID設定手順を解説します。

リモートID設定にあたって、DIPSで登録申請時に「リモートID有無」で「あり(内蔵型)」を選択しておきましょう。

リモートID設定の手順
  1. DIPSでの登録時に「リモートID有無」で「あり(内蔵型)」を選択
  2. あらかじめドローンと送信機(DJI RC)のファームウェアを最新の状態にアップデート
  3. リモートIDの書き込み
STEP
DIPSでリモートID「あり(内蔵型)」を選択

DIPSでの登録時に、「リモートID有無」の欄で「あり(内蔵型)」を選択しておきます。

リモートIDあり(内蔵型)
STEP
ドローン本体とDJI RCのファームウェアをアップデート

ドローン本体とDJI RCが接続されていいるか、またWi-Fiにつながっているか確認します。

DJI RCを起動して、「詳細」タブ内の「アプリバージョン」を確認し、最新版にアップデートします。
同じく「詳細」タブ内の「機体ファームウェア」、「送信機ファームウェア」をタップして、それぞれ最新版にアップデートします。

STEP
リモートIDの書き込み

DJI RCの「安全」タブ内の「無人航空機システム リモートID」をタップします。
画面右側の「インポート」をタップします。

DIPSへのログイン画面と、ドローンのシリアルナンバーが表示されます。
「ログイン」をタップして、DIPSのID・パスワードを入力すると、リモートIDの設定が完了します。
画面上で、リモートIDが「インポート済み」となっていることを確認してください。

DJIの公式HP「リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法」にて、ドローンへの内蔵型リモートIDの書き込み方法が解説されています。

外付けリモートID機器の設定手順について

ここからは外付けリモートID機器、①TD-RID(TEAD社)、②AERO-D X1(エアロエントリー社)の設定手順を紹介します。

TD-RIDのリモートID設定手順

TEAD株式会社公式HPから、リモートID情報の書き込み方法をご確認ください。
TEAD社は公式で問い合わせ窓口があるので、不明点を直接メーカーに聞けることがメリットです。

AERO-D X1のリモートID設定手順

エアロエントリー株式会社公式HPから、導入手順書をご確認ください。
エアロエントリー社では、不明点は販売店に聞くかたちになります。

製品に関するお問い合わせ

お買い上げいただいた製品について、ご不明点がございましら【ご購入店】へご相談ください。

PRODUCT 製品情報 外付型リモートID機器 「AERO-D-X1(エアロ-D-X1)」

DJI製ドローンで、ファームウェア更新で内蔵リモートID機能対応リモートIDへの対応予定の機種は、以下のとおりです。
(産業・農業用は除く。)

  • DJI MAVIC 3
  • DJI MAVIC 3 CINE
  • DJI MINI 3 PRO
  • DJI MAVIC 3シリーズ
  • DJI AIR 2S
  • MAVIC AIR 2
  • DJI MINI 2
  • DJI FPV

この一覧はDJI公式HP「無人航空機 登録義務化に伴うリモートID対応機種 対応スケジュールに関するお知らせ」からも確認できます。
なお、上記以外の機種は、リモートID機能の対応を予定していないとのこと。
リモートIDに対応している機種はアプリがDJI FLYのため、DJI GO4が搭載されている機種はリモートIDには非対応のようです。

また、リモートIDに対応済みの機種は国交省HP「適合しているとして届出があったリモートID機器等の一覧」から確認できます。

DJI製ドローンの内蔵型リモートIDへの対応方法

DJIの公式HP「リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法」にて、ドローンへの内蔵型リモートIDの書き込み方法が解説されています。
なお、この手続きはドローンにリモートIDを搭載する手続きです。

6月19日までの事前登録期間に申請して、リモートIDの搭載を免除されている場合は必要ありません。
修理時に交換対応となり、機体シリアルナンバー(製造番号)が変更になった場合は、リモートIDの搭載が必要になることがあります。

6月24日時点でリモートIDに対応しているのは、下記の4機種となっています。

  • DJI Mini 3 PRO
  • DJI Mavic 3 シリーズ
  • DJI Air 2S
  • DJI Mini 2

アプリDJI Flyと各機器のファームウェア・アップデート、リモートIDの書き込みは、以下の手順で行います。

  1. DIPSにログインし、機体情報の「リモートID有無」を「あり(内蔵型)」に変更する。
  2. DJI Fly、機体、送信機を全て最新バージョンにアップデートする。
    アプリDJI Flyにて、リモートIDの書き込みをおこなう。
STEP
機体情報の「リモートID有無」情報を変更する。

このステップは、DJIの公式HP「リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法」もご参考ください。

まず、DIPS(ドローン登録システム)にログインする。
「機体情報・使用者情報の確認/変更」をクリック。
該当の機体を一覧から選択し、「機体情報・使用者情報の変更」をクリック。
「変更する機体情報・使用者情報を入力する」をクリック。
「リモートID有無」を「あり(内蔵型)」に変更する。

STEP
ファームウェアを最新バージョンにアップデート、
DJI FlyでリモートIDの書き込みをおこなう。

このステップでは、個人の方のブログでDJI Mini 3 Proの書き込み方法を解説している記事が参考になりました。
xckb的雑記帳「DJI Mini 3 ProとDJI Air 2Sの機体へのリモートIDのインポート」

まず、アプリDJI Fly、機体、送信機のファームウェアを、全て最新バージョンにアップデートします。
次にDJI Flyを起動して、「安全」の項目内の「無人航空機システム リモートID」を選択します。
(スマホのアプリ、もしくはDJI RC・DJI RC PROから操作します。)
DIPSへのログイン画面が表示されるので、ID・パスワードを入力してログインするとインポートが完了します。
アプリDJI Flyの画面上で、リモートIDが「インポート済み」となっていれば、操作は完了です。

なお、この操作にはインターネットへの接続が必要となります。DJI RCをWi-Fiに接続して操作してください。

DJI社から外付けリモートIDは発表される?

現在、DJIから外付け型リモートIDについての発表はありません。
ですが、DJIのプレスリリースに下記のような記載があります。

純正品でない外付型リモートID機器の動作保証は弊社ではしておりません。

https://www.dji.com/jp/newsroom/news/dji-remoteid

「純正品のリモートID機器の動作保証はする。」という意味で捉えれば、今後外付け機器の発表はあるかもしれません。

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※ドローン1台あたり、国に支払う手数料が1,450円、2台目以降は1,050円が別途かかります。
 法人のお客様は2,400円、2台目以降1,000円が別途かかります。

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さいごに

ここまで、DJIのドローンのリモートIDへの対応状況や、実際にDJI製ドローンにリモートIDを書き込む手順を紹介しました。

これからドローンを購入される方は、内蔵型リモートIDに対応済みの機種から検討しましょう。
また、DJI PHANTOMシリーズ、DJI MAVIC MINIなどをお持ちの方に向けて、DJI社から外付け型リモートIDが発表されることが待たれます。

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