ドローン登録でのリモートIDついて|DJIの内蔵型と外付け型

ドローンユーザー

ドローンのリモートIDの登録方法がわからないよ…

行政書士うえた
この記事でわかること
  • 現時点でDJIのドローンで内蔵型リモートIDに対応しているのは、DJI MINI 3 PRO、DJI MINI 2、DJI MAVIC 3、DJI AIR 2Sなど。
  • DJIから対応予定機種の一覧が発表されており、それ以外の機種(DJI PHANTOMシリーズ、DJI MAVIC MINIなど)は対応予定はないとのこと。
  • DJI製ドローンへの、DJI FLYを使ったリモートIDの書き込み方法
  • DJI社から、外付け型リモートIDは発表されるのか?

ドローンの機体登録の概要については、まとめ記事をご用意しています。あわせてご覧ください。

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行政書士うえた

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当事務所では、お客様の業務内容や目的に応じて対応しております。

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目次

ドローンのリモートID登録方法について|DJI と外付け型を解説

リモートIDの登録方法は2パターンあります
  • DJIのドローンなど、内蔵型リモートID対応ドローン
  • 内蔵型に対応しておらず、外付けリモートID機器が必要なドローン

自分のドローンが、リモートIDに対応しているか確認する方法

リモートIDの登録方法は2パターンあります
  • DJIのドローンなど、内蔵型リモートID対応ドローン
  • 内蔵型に対応しておらず、外付けリモートID機器が必要なドローン

リモートID内蔵のDJI製ドローン設定方法について|DJI RCでの設定

ここからはDJI RC対応のDJI製ドローンの、リモートID設定手順を解説します。

リモートID設定にあたって、DIPSで登録申請時に「リモートID有無」で「あり(内蔵型)」を選択しておきましょう。

リモートID設定の手順
  1. DIPSでの登録時に「リモートID有無」で「あり(内蔵型)」を選択
  2. あらかじめドローンと送信機(DJI RC)のファームウェアを最新の状態にアップデート
  3. リモートIDの書き込み
STEP
DIPSでリモートID「あり(内蔵型)」を選択

DIPSでの登録時に、「リモートID有無」の欄で「あり(内蔵型)」を選択しておきます。

リモートIDあり(内蔵型)
STEP
ドローン本体とDJI RCのファームウェアをアップデート

ドローン本体とDJI RCが接続されていいるか、またWi-Fiにつながっているか確認します。

DJI RCを起動して、「詳細」タブ内の「アプリバージョン」を確認し、最新版にアップデートします。
同じく「詳細」タブ内の「機体ファームウェア」、「送信機ファームウェア」をタップして、それぞれ最新版にアップデートします。

STEP
リモートIDの書き込み

DJI RCの「安全」タブ内の「無人航空機システム リモートID」をタップします。
画面右側の「インポート」をタップします。

DIPSへのログイン画面と、ドローンのシリアルナンバーが表示されます。
「ログイン」をタップして、DIPSのID・パスワードを入力すると、リモートIDの設定が完了します。
画面上で、リモートIDが「インポート済み」となっていることを確認してください。

DJIの公式HP「リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法」にて、ドローンへの内蔵型リモートIDの書き込み方法が解説されています。

外付けリモートID機器の設定手順について

ここからは外付けリモートID機器、①TD-RID(TEAD社)、②AERO-D X1(エアロエントリー社)の設定手順を紹介します。

TD-RIDのリモートID設定手順

TEAD株式会社公式HPから、リモートID情報の書き込み方法をご確認ください。
TEAD社は公式で問い合わせ窓口があるので、不明点を直接メーカーに聞けることがメリットです。

AERO-D X1のリモートID設定手順

エアロエントリー株式会社公式HPから、導入手順書をご確認ください。
エアロエントリー社では、不明点は販売店に聞くかたちになります。

製品に関するお問い合わせ

お買い上げいただいた製品について、ご不明点がございましら【ご購入店】へご相談ください。

PRODUCT 製品情報 外付型リモートID機器 「AERO-D-X1(エアロ-D-X1)」

DJI製ドローンで、ファームウェア更新で内蔵リモートID機能対応リモートIDへの対応予定の機種は、以下のとおりです。
(産業・農業用は除く。)

  • DJI MAVIC 3
  • DJI MAVIC 3 CINE
  • DJI MINI 3 PRO
  • DJI MAVIC 3シリーズ
  • DJI AIR 2S
  • MAVIC AIR 2
  • DJI MINI 2
  • DJI FPV

この一覧はDJI公式HP「無人航空機 登録義務化に伴うリモートID対応機種 対応スケジュールに関するお知らせ」からも確認できます。
なお、上記以外の機種は、リモートID機能の対応を予定していないとのこと。
リモートIDに対応している機種はアプリがDJI FLYのため、DJI GO4が搭載されている機種はリモートIDには非対応のようです。

また、リモートIDに対応済みの機種は国交省HP「適合しているとして届出があったリモートID機器等の一覧」から確認できます。

DJI製ドローンの内蔵型リモートIDへの対応方法

DJIの公式HP「リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法」にて、ドローンへの内蔵型リモートIDの書き込み方法が解説されています。
なお、この手続きはドローンにリモートIDを搭載する手続きです。

6月19日までの事前登録期間に申請して、リモートIDの搭載を免除されている場合は必要ありません。
修理時に交換対応となり、機体シリアルナンバー(製造番号)が変更になった場合は、リモートIDの搭載が必要になることがあります。

6月24日時点でリモートIDに対応しているのは、下記の4機種となっています。

  • DJI Mini 3 PRO
  • DJI Mavic 3 シリーズ
  • DJI Air 2S
  • DJI Mini 2

アプリDJI Flyと各機器のファームウェア・アップデート、リモートIDの書き込みは、以下の手順で行います。

  1. DIPSにログインし、機体情報の「リモートID有無」を「あり(内蔵型)」に変更する。
  2. DJI Fly、機体、送信機を全て最新バージョンにアップデートする。
    アプリDJI Flyにて、リモートIDの書き込みをおこなう。
STEP
機体情報の「リモートID有無」情報を変更する。

このステップは、DJIの公式HP「リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法」もご参考ください。

まず、DIPS(ドローン登録システム)にログインする。
「機体情報・使用者情報の確認/変更」をクリック。
該当の機体を一覧から選択し、「機体情報・使用者情報の変更」をクリック。
「変更する機体情報・使用者情報を入力する」をクリック。
「リモートID有無」を「あり(内蔵型)」に変更する。

STEP
ファームウェアを最新バージョンにアップデート、
DJI FlyでリモートIDの書き込みをおこなう。

このステップでは、個人の方のブログでDJI Mini 3 Proの書き込み方法を解説している記事が参考になりました。
xckb的雑記帳「DJI Mini 3 ProとDJI Air 2Sの機体へのリモートIDのインポート」

まず、アプリDJI Fly、機体、送信機のファームウェアを、全て最新バージョンにアップデートします。
次にDJI Flyを起動して、「安全」の項目内の「無人航空機システム リモートID」を選択します。
(スマホのアプリ、もしくはDJI RC・DJI RC PROから操作します。)
DIPSへのログイン画面が表示されるので、ID・パスワードを入力してログインするとインポートが完了します。
アプリDJI Flyの画面上で、リモートIDが「インポート済み」となっていれば、操作は完了です。

なお、この操作にはインターネットへの接続が必要となります。DJI RCをWi-Fiに接続して操作してください。

DJI社から外付けリモートIDは発表される?

現在、DJIから外付け型リモートIDについての発表はありません。
ですが、DJIのプレスリリースに下記のような記載があります。

純正品でない外付型リモートID機器の動作保証は弊社ではしておりません。

https://www.dji.com/jp/newsroom/news/dji-remoteid

「純正品のリモートID機器の動作保証はする。」という意味で捉えれば、今後外付け機器の発表はあるかもしれません。

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  5. 包括申請の許可取得率は100%
  6. ドローンの購入に充てられる国の補助金をご案内可能です。

※ドローン1台・操縦者1名での料金
 操縦者・ドローンを追加ごとに、2,200円が別途かかります。

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ドローンの許可は、申請書の記載によって飛行の自由度に差が出ます。
当事務所では、お客様の業務内容や目的に応じて対応しております。

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まとめ

ここまで、DJIのドローンのリモートIDへの対応状況や、実際にDJI製ドローンにリモートIDを書き込む手順を紹介しました。

これからドローンを購入される方は、内蔵型リモートIDに対応済みの機種から検討しましょう。
また、DJI PHANTOMシリーズ、DJI MAVIC MINIなどをお持ちの方に向けて、DJI社から外付け型リモートIDが発表されることが待たれます。

この記事の監修者

植田 真行のアバター 植田 真行 行政書士

はじめまして、四国・高知県で行政書士をしています、植田真行と申します。

私とドローンとの出会いは、2017年ごろ当時趣味にしていたラジコンで知り合った知人からの勧めでした。
「楽しいからやってみなよ」と、その方の機体を屋内で操縦させてもらいました。
当時写真や動画撮影をしていたこともあり、「これまで撮れなかった映像が手軽に撮影できる」ことに感動を覚えました。
その後、知人の飛行許可手続きを無償でお手伝いさせていただき、行政書士としてドローン業務をおこなうきっかけになりました。

2022年に行政書士として独立後は、このサイトを通じて「これからドローンで空撮を始めたい」、「点検作業にドローンを導入したい」といったお客様からご依頼をいただいております。
現在では、国の補助金など資金調達のサポートもさせていただいており、「お客様の趣味やビジネスに不可欠な存在であること」を目指しています。

ドローン法務の専門家として、お客様の安心・安全な飛行にお力添えできるよう、今後とも尽力する所存です。
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