ドローンの機体登録の方法について行政書士が解説|3つの注意点

ドローンユーザー

ドローンを機体登録する方法や、やり方について知りたい!

行政書士うえた

この記事では、ドローンの機体登録の方法について、申請画面のスクショを交えて解説しています。
機体登録には、いくつか注意点があります。
この記事を読んで、「自分ではできないかも?」と感じたら、行政y素子に依頼するのもオススメです。

この記事でわかること
  • ドローンの機体登録には、①DIPSアカウント、②機体登録するドローン本体、③身分証明証が必要
  • 身分証明証はマイナンバーカードがおすすめ。運転免許証でも大丈夫。
  • 機体登録時に、ドローン本体に記載された「製造番号(シリアルナンバー)」が必要に

ドローンの機体登録については、まとめ記事をご用意しています、あわせてご覧ください。

もし、機体登録に不安がある方は、うえた行政書士事務所にご相談ください。

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飛行に必須の2つの手続きをまとめて代行します。
ご依頼から約1~2週間で登録が完了、その後包括申請のお手続きを進めます。(2023年時点での目安)
ドローンがお手元にあれば、すぐにお手続きを開始できます。

当事務所のサービスの特徴
  1. 全国のお客様に対応
    (お電話・メール・LINEでのやり取りで手続きが完了します)
  2. 最短3週間で手続き完了の実績があります。
  3. リモートIDの設定もサポート
  4. 法人のお客様のにも対応、gBizIDを作らなくても申請できます
  5. 許可取得率は100%
  6. ドローンの購入に充てられる国の補助金をご案内可能です

※ドローン1台あたり、国に支払う手数料が1,450円、2台目以降は1,050円が別途かかります。
 法人のお客様は2,400円、2台目以降1,000円が別途かかります。

行政書士うえた

ドローンの手続きは、種類が多くて複雑です…
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この記事の目次

ドローンの機体登録をする前の準備|DIPS2.0のアカウントが必要

ドローンの機体登録には、原則国交省のオンライン申請システム(DIPS2.0)を使用します。
アカウントをお持ちでない方は、まずはDIPS2.0のアカウントを作成しましょう。

機体登録の前に用意するもの
  • DIPS2.0のアカウント
  • ドローン本体
  • マイナンバーカード・免許証などの本人確認書類
  • リモートID機器
    (手持ちのドローンに、リモートID機能が内蔵されていない場合のみ)

また、バッテリーを含めて100g未満のドローンは、機体登録は必要ありません
ドローンの取扱説明書などで、ドローンの重さ和あらかじめ確認してください。

DIPS2.0のアカウントの作成方法については、別の記事で詳しく解説しています。

ドローンの機体登録の方法について行政書士が解説

ここからは、機体登録の具体的な手順を解説します。

機体登録の手順
  1. DIPS2.0にログイン
  2. 本人確認方法の選択
  3. 所有者情報入力
  4. 使用者情報を入力
  5. 使用者情報を入力
  6. メールにて連絡先の確認
  7. 本人確認(身分証明書)
  8. 手数料を納付
  9. 機体登録完了

また、この記事では以下のケースを想定して、解説していきます。

今回の機体登録のケース
  • ドローンの購入は初めて
  • 所有機体はDJI Mini 3 Pro 1台
  • 申請者は個人で、ドローンは本人が購入したもの
  • 本人確認には、マイナンバーカードを使用

機体登録の方法①|DIPS2.0にログインする

まず、DIPS2.0にアクセスします

DIPS2.0にログインするためのロゴ画像
こちらの画像をタップでDIPS2.0にアクセス

ログインIDとパスワードを入力し、ログインをクリック

機体登録の方法②|本人確認方法を選択する

DIPSトップページから、「無人航空機の登録申請へ」をクリックします。

「新規登録」をクリックします。

あらかじめ、本人確認方法を選択します。

確認方法を選択したら、下へスクロールして「次へ進む」をクリックします。

機体登録の方法③|所有者情報の入力

機体登録の方法④|機体情報を入力する

ドローンのメーカー・機種名などを入力します。

製造番号(シリアルナンバー)は、ドローン本体のバッテリーを外した場所に表示されています。

14~20文字の英数字です。

製造番号の確認方法

機体登録の方法⑤|使用者情報を入力する

機体登録の方法⑥|所有者情報・機体情報・使用者情報を確認する

機体登録の方法⑦|本人確認をおこなう

マイナンバーカードを使って本人確認をします。

今回はパソコンでの操作のためICカードリーダーが必要になりますが、
スマホでの操作の場合は、スマホにマイナンバーカードをかざすだけで大丈夫です。

また、マイナンバーカードを持っていない場合は、運転免許証を使う方法がおススメです。
スマホのカメラで身分証明証を撮影すれば、本人確認が可能です。

機体登録の方法⑧|機体登録にかかる手数料を納付する

機体登録には、手数料が発生します。
手数料の金額は、本人確認の方法により異なり、マイナンバーカードを使用した場合が一番安く済みます

申請時に使用する本人確認書類1機目2機目以降
マイナンバーカード900円890円/機
運転免許証・パスポート1,450円1,050円/機
郵送で申請する場合2,400円2,000円/機

また、支払い方法はクレジットカードなど3つの支払い方法に対応しています。

登録手数料の支払い方法
  1. クレジットカード
  2. ネットバンキング
  3. ATMでの銀行振込(Pay-easyを使った支払い)

機体登録の手数料や費用については、詳細記事をご用意しています。
あわせてご覧ください。

機体登録の方法⑨|機体登録の完了

手数料を納付後、審査に1~2日程度かかります。
審査が完了すると、所有者情報で登録したメールアドレスに、登録が完了した旨のメールが届きます。

これで、ドローンの機体登録は完了です。
お疲れ様でした。

機体登録後に必要な2つの手続き|①登録記号の表示・②リモートID

DIPSで機体登録をし、支払いが済んだ状態では、必要な手続きはすべて完了していません
ドローンを飛ばす前に、①登録記号の表示と②リモートIDが必要です。

機体登録後は番号をドローンに表示する義務がある

登録記号は、登録手数料の支払い後にDIPSから確認できます。
登録記号は、自動車のナンバープレートに相当します。

登録記号は「JU」からはじまる12桁の英数字です。(例:「JU1234567890」)
ドローン1台ごとに異なる番号が割り振られます。

また登録記号の表示には、細かいルールが決まっています。

登録記号の表示のルール
  • 機体重量が25kg未満の場合、文字の高さは3mm以上
  • 表示の方法は、ステッカー(シール)・刻印などなんでもいい。ただし風雨への耐久性が必要
  • ドローンのアームへの表示はダメ
  • バッテリーのフタなど、取り外せる場所への表示はダメ

オススメは、登録記号を印刷したテプラをドローンに貼る方法です。
テプラなら文字の大きさが調整できますし、ドローンを複数台登録する場合も対応できます。

登録記号についてより詳しく知りたい方は、ドローンの登録記号の表示ルールを解説した記事をご覧ください。

機体登録後はリモートIDの設定も必要に

リモートIDをドローンに搭載することで、周辺の空域を飛行する第三者に機体の情報などが発信されます。
この制度は、違法な飛行の取り締まりや、緊急時にドローンのパイロットを特定するために創設されました。

リモートIDの設定は、以下の順序です。

リモートID設定の手順
  1. 手持ちのドローンがリモートID機能非搭載の場合、外付けリモートID機器をドローンに取り付ける
    (あらかじめリモートID機能を内蔵したドローンの場合は、必要ありません)
  2. リモートIDに、機体情報や登録記号を登録する
    (DIPSとの連携)

リモートID機能内蔵のドローンや、外付けリモートID機器については、国交省HP「適合しているとして届出があったリモートID機器等の一覧」で最新情報が随時更新されています。

ドローンのリモートIDの詳細については、詳細記事をご用意しています。

さいごに

ここまで、ドローンの機体登録の方法・やり方について解説してきました。

この記事のまとめ
  • ドローンの機体登録には、①DIPSアカウント、②機体登録するドローン本体、③身分証明証が必要
  • 身分証明証はマイナンバーカードがおすすめ。運転免許証でも大丈夫。
  • 機体登録時に、ドローン本体に記載された「製造番号(シリアルナンバー)」が必要に

国のヘルプデスクは電話がつながりにくいため、登録方法がわからず困っている方もいるでしょう。
ご自身で登録できない場合は、行政書士に依頼するのもおすすめです。

ご相談・ご依頼はこちらから

機体登録包括申請 29,800円(税込)で承ります。

飛行に必須の2つの手続きをまとめて代行します。
ご依頼から約1~2週間で登録が完了、その後包括申請のお手続きを進めます。(2023年時点での目安)
ドローンがお手元にあれば、すぐにお手続きを開始できます。

当事務所のサービスの特徴
  1. 全国のお客様に対応
    (お電話・メール・LINEでのやり取りで手続きが完了します)
  2. 最短3週間で手続き完了の実績があります。
  3. リモートIDの設定もサポート
  4. 法人のお客様のにも対応、gBizIDを作らなくても申請できます
  5. 許可取得率は100%
  6. ドローンの購入に充てられる国の補助金をご案内可能です

※ドローン1台あたり、国に支払う手数料が1,450円、2台目以降は1,050円が別途かかります。
 法人のお客様は2,400円、2台目以降1,000円が別途かかります。

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